芸館ホール見学

「芸館ホール存続のための連絡会」が、
芸術会館のホールの現状を見るためにホール見学会を開きました。

建設当時、頑丈さで選ばれていた素材であるアスベストが、天井、壁に使われています。
現在、散布してはいませんが、応急処置状態で、今の状態では地震など何か起きた場合健康被害の可能性が否めない為、会館の貸し出しができないという状況だそうです。
雨漏りや建物自体の老朽化はもちろんあります。
でも、見学に行った人たちは口々に「もったいない」と言っていました。
改めて、客席とステージとの距離感や雰囲気が素晴らしいな、とそれぞれ思った様です。

ただ、貸し出しをストップしてから数ヶ月・・・
当然かもしれませんが、私たちが演劇祭で使った時の活気が消え、とても空気が寂しかったです。
建物が息をしていないとはこういうことなんだな、と・・・。
可能性があるのならば、早急にことを運ばないと、ホールは使われなければ益々劣化していくのだと思います。
「日本のホールも、オペラ座のような老舗ホールの様に、長く使い込み肌になじんでいき、益々愛されるような使い方をされたらいいですね」と参加者の方がおっしゃってました。
利用者、管理者の皆様の、芸術会館に対する愛を感じました。

その後、トキハ前で街頭署名も行われました。
詳しくは、会のブログをご覧下さい↓↓↓

http://geikan-ren.jugem.jp/

こちらから署名用紙をダウンロードできますので、賛同される方はご協力どうぞ宜しくお願いいたします。