にほんまとめてまとめてみる。

あー
こいつはタイトルとかにも
こってるんやろうなぁと
思われるような感じで 書き始めます(笑)


先日8月22日に
「蝉なきやまず」公演も無事に終了しました。
来ていただいたお客様の反応もよく
みんなのこの夏の想い 伝えることできました。


まずはこの場を借りまして
関係者のみなさまへ・・・
大変お世話になりました。
ありがとうございました。



さてと(笑)
ここからは「らしく」書いちゃおうっと。


「もったいないばぁばと豊の花」「蝉なきやまず」
いわゆる二本立てで開館記念演劇公演と銘打って行いました。
おおいた演劇の会として
大分市(会館)より依頼があり
長きにわたり取り組んできたプロジェクトでありました。


作品を創るという作業の他に
裏ではいろんなことで右往左往した数ヶ月でもありましたよ(笑)


いろいろ発したいことは・・・あるんだけどね
ブログというアイテムでは一方向性になるので
ここでは敢えて発しませんが(もうこの時点で意味深・笑)
察する方は察していただき
察しえない方は何かの縁でお話することにもなるでしょうし
この世界に関わる方ならどこぞで知り得る話でしょうし。



なので話を別視点に切り替えて
今回のプロジェクトについて僕なりの振り返りをしてみようかと。


そもそもの「おおいた演劇の会」
いくつものそれぞれ活動する演劇団体が
お互いのカラーや枠やテリトリーや想いを越えて
相互扶助的感覚で 自分たちの活動にエネルギーとなればいいんじゃない
という中で立ち上がり続けてきたわけです。
ところが昨今の事情はといえば
ほぼ団体は抜け 個人活動者や劇団といっても僕のように個人運営(笑)な者
が主流となり 対外的な情報受発信基点的団体になっておるわけです。


で、今回のこの二つのプロジェクトにおいて
「ばぁば」にいたってはオーディションを行い
新しいエネルギーを探すところから始めたわけですよ。
今年で4年目を迎えた会の夏定番の「蝉」もね
半分がお初なメンバー。


終盤にきてね
「あ〜、これだな。これかもね」なんて確信したわけよ。
演劇を活性化するにも
劇場を賑わせるのも
まずはこういう裾野を広げていくことが いつの世も大切だったんだと。
空間の活躍はもうそれぞれの団体にまかせて
空間に踏み入れる前の空気を創る導く共に歩むこと
これを「会」で行うことがいいんじゃないのっていう。



演劇の舞台ってさ
いろんなジャンルがある中で
初めてさんもベテランさんもが
同じ時間、同じ場所で勝負共闘できるわけで
これって
いろんな意味で大変で面白いことなのね。


ここで話は、稽古現場にうつるよ


特に公演直前の稽古場で一番こわいのが
「慣れ」からの「緩慢」「怠惰」そこからの「怪我」
引き締めが重要になってくるんだね・・・


今だから云う「稽古後の事務局会議」(笑)
上記なことを防ぐための作戦会議が展開されたのである。
演出(鬼軍曹・・ってメンバーが云ってたから)は当然であるので
いわゆる隊員内の参謀(あ、僕のポジションね)がきっかける。
「いいかげんにしろよ」
「つまらん/くだらん」
「なめるな・・・・!」
ま、実際はそのワードだけではないけどもね(笑)
いわゆるピリピリした空気を流すことに専念していくのだな。


実はこういうのって現場では当たり前な流れではあるのだけど
なんせお初なメンバーにとっては驚きと緊張と焦燥な感じに(笑)


あーほんとごめんねー
いい年した大人が怒られるのって、やだよねー
しかも失敗とかやらかしたわけでもないのにねー
「追求」と「想い」を重ねさせるためにねー(笑)


あまりメンバーをほめたり良かったねーなんていわないんだけど
今回の舞台に関しては云うよ!
ほんとみんなよくついてきたと思う。
いや、あのタイトなスケジュールについてきたよ。
なれ合いでもない、
いい距離感の想いやりと
いい感じの傷のなめあい(あ。ここではこれいい意味合いね・笑)
いいまとまりになったんじゃないかな。
それこそ初舞台の面々から芸歴数十年の猛者までがね。


ひとつの作品を創るということ
ひとつの想いを届けるということ
このひとつのことを
たくさんの人が
たくさんの想いでまとめあげる世界・・・なんだよね。


そういうことが
まだまだいっぱいあるってことを
知らせるってのが「会」としてのまとめかなって。


どう?着地した?(笑)え?無理矢理!?


・・まぁそうかもね。あはは。


ここまで書いてて云うのもあれだけどね
文章じゃ伝え足らないのよねぇ(笑) 
奥、深いよぉ〜


まずは
劇場に来てみて!


または
稽古場に来てみて!


それとも
一緒に飲み明かしてみる?(笑)



結局人類総役者
自分という役柄を世に表現して活きていくんです!



・・・うわ、なんかスゲーまとめかたしてる(笑)
軍曹に怒られないかな(笑)



何度もいうように
たったひとつがおわっただけです。


またこれからも
それぞれの劇団が
それぞれの面々が
それぞれの空間で
次のひとつに向かって動き始めてます。


またどこかでお会いしたら
声かけてください。
その声にきっと応えるよう 
またがんばっていきます。



ばぁばでの想いは
蝉のなきごえと共に
また次へ
繋がれて
続いて
紡いでいきます。


多くの方へ感謝。



 おおいた演劇の会 
 これでも副会長だったのだよ 劇団工藤屋。店長 工藤和之でした。