今年もどうぞよろしくお願いいたします!
昨年大好評をいただきました、おおいた演劇の会主催「大演会」を、今年も開催いたします!
2月末の土曜日は毎年大演会の日にすべく、恒例行事としてこれからも企画していきたいと思います。詳細はトップページからご覧ください。
そして何より、今年はおおいた演劇の会設立10周年の節目の年!
たくさんの方に応援・ご協力いただいて、10年目を迎えることができました。これまでの10年を振り返りつつ、これからの10年も会員はじめ、事務局もよりいっそう大分の演劇を盛り上げてまいります。
みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします!
中学校公演、終了いたしました!
8月6日、別府市立中部中学校の平和集会にて公演を行いました。
澄みわたる青空がとても眩しい8月6日の朝。
蝉の声とともに一日が始まりました。
中学生の有志も参加しての学校公演です。
前日は、中学生さんや先生方の協力のもと、夜まで仕込みとチェックを行いました。
当日は早朝から詩の朗読パートの最終確認。
中学生の瑞々しい声が印象的でした。
そして8時過ぎから平和集会がスタート。
8時15分の黙祷。
生徒会の皆さんの発表など、全校生徒で戦争と平和について学びました。
今回は別府バージョンとして、別府・日出の内容も差し替えて上演いたしました。
400人の生徒の皆さんに、70年前の戦争が、決して遠い場所であった歴史の1つではなく、私たちの目の前で起きた現実なのだと、肌で感じてもらえたらと思います。
とても貴重な体験となりました。
別府市立中部中学校の皆さん、本当にありがとうございました!
そして午後からは、8月23日の若草公園で行われる屋外公演に向けて、会場下見と周囲への挨拶回りを行いました。
炎天の中でしたが、疲れの色も見せず、メンバーで手分けして周囲を回りました。
そのままの流れで、夕方からは九重文化センターにて『月光の夏』を観劇。
朗読劇、戦争の実話を基にした内容ということもあり、蝉なきやまずとも共通点の多い舞台です。
4人の語り手とピアノの伴奏のみで構成されていますが、とても見応えのある作品です。
戦争のために奪われた命や夢、生き延びたものの、無念や後悔に苛まれる深い苦しみ。
それでも生きて、伝えていこうとする人たちの姿に胸が抉られるような思いでした。
そして何より、役者さんの一挙手一投足に一部の隙もない!
座る・立つ・歩くだけでも、何の合図もなしにかっちり決まるのです!
また、ひとり何役も演じるのに、観ている側が混乱することなく演じ分けられているのです!
これにはメンバーも焦りを隠せません。
蝉も今のままではいかん!もっともっと追求して深めていかねば!!!
多くの決意を新たにした、長い長い一日でした。
稽古場日記
暑い暑い時期になりました。蝉の大合唱は耳が痛いほどですね。
さて今年の『蝉なきやまず』は、公式HPでも掲載しております通り、若草公園での上演が決定いたしました!
第2回公演でも会場となった思い出の若草公園。しかし!メンバーも大きく異なりますので当時とはまた違った蝉なきやまずでお届けいたします。
また、8月6日には別府市立中部中学校での公演も控えており、稽古も、ひとつの山場を迎えております。(*学校公演は中部中学校生のみの対象となります。)
7/12、恒例の護国神社にて参拝。平和への願いと、参加者の無事を祈りました。
資料館に展示されている軍事工場の再現図を描かれたのが、なんと参加者の親族の方ということも判明し、新たな発見のある参拝となりました。
稽古前は欠かさず『白い雲』の歌唱練習。
今年も飛んだり跳ねたり、ソロで歌ったり!
経験者の多い今年こそ、最高の『白い雲』をお届けします!
・・・できるはず!
半日の稽古は集中力との勝負。通しの45分間に全力投球で挑みます。
例年より少ない人数ではありますが、経験者も多く、熱い思いのこもった今年の『蝉なきやまず』メンバーたち。その思いを、ぜひ多くの方へ伝えたいです。
公演詳細
第6回 【朗読劇】蝉なきやまず 〜大分の空襲より〜
【戯曲、演出】清末典子
【出演】大分演劇人有志
【入場】無料
【日時】2015年8月23日(日)
開場 15:30、 開演 16:00
【場所】若草公園 *少雨決行、大雨の場合は中止いたします。
詳しくはおおいた演劇の会公式HPをご覧ください。
戦後70年の節目に上演するということ。そして8月6日の平和授業で行うという、大きな意義のある公演となります。
一同、精一杯努めます。皆様のご来場、心よりお待ちいたしております!
「mola!」掲載
九州の演劇情報をモーラ!するニュースサイト【mola!】にて、「第6回 蝉なきやまず」の情報が掲載されました!
*掲載されている画像は昨年のチラシとなります。今年の公演情報は決まり次第公開いたします!