中学校公演、終了いたしました!

8月6日、別府市立中部中学校の平和集会にて公演を行いました。

澄みわたる青空がとても眩しい8月6日の朝。
蝉の声とともに一日が始まりました。


中学生の有志も参加しての学校公演です。
前日は、中学生さんや先生方の協力のもと、夜まで仕込みとチェックを行いました。



当日は早朝から詩の朗読パートの最終確認。
中学生の瑞々しい声が印象的でした。





そして8時過ぎから平和集会がスタート。
8時15分の黙祷。
生徒会の皆さんの発表など、全校生徒で戦争と平和について学びました。




今回は別府バージョンとして、別府・日出の内容も差し替えて上演いたしました。
400人の生徒の皆さんに、70年前の戦争が、決して遠い場所であった歴史の1つではなく、私たちの目の前で起きた現実なのだと、肌で感じてもらえたらと思います。



とても貴重な体験となりました。
別府市立中部中学校の皆さん、本当にありがとうございました!





そして午後からは、8月23日の若草公園で行われる屋外公演に向けて、会場下見と周囲への挨拶回りを行いました。
炎天の中でしたが、疲れの色も見せず、メンバーで手分けして周囲を回りました。


そのままの流れで、夕方からは九重文化センターにて『月光の夏』を観劇。
朗読劇、戦争の実話を基にした内容ということもあり、蝉なきやまずとも共通点の多い舞台です。

4人の語り手とピアノの伴奏のみで構成されていますが、とても見応えのある作品です。


戦争のために奪われた命や夢、生き延びたものの、無念や後悔に苛まれる深い苦しみ。
それでも生きて、伝えていこうとする人たちの姿に胸が抉られるような思いでした。


そして何より、役者さんの一挙手一投足に一部の隙もない!
座る・立つ・歩くだけでも、何の合図もなしにかっちり決まるのです!
また、ひとり何役も演じるのに、観ている側が混乱することなく演じ分けられているのです!


これにはメンバーも焦りを隠せません。
蝉も今のままではいかん!もっともっと追求して深めていかねば!!!


多くの決意を新たにした、長い長い一日でした。