〜第二部はよく出てる宗麟〜


12月にはいりました。
稽古も第二部に突入であります。


小返しの第二部編。で、時々第一部からの通しとかある。
「出てないシーンの稽古で仕事とか調整していいよ」
っていわれたものの・・・もはやそんな日なし。
だって宗麟だからね(笑)



ここをいつも読んでくれてるみなさん
ありがとうございます。
もしあれでしたら稽古場見学とか、どうですか?
事前に連絡いただけたらいつでも大丈夫ですよ。
今稽古場は芸術会館がそのほとんど。
火・木・日の週3日やってますので。



で、稽古の話ね。
火曜と木曜と日曜はよく眠れます(笑)
稽古で結構、神経と体力使ってますねぇ。
時代劇というのは それだけでもう
芝居(表現)にひとつ別次元のものをくっつけてのそれになるから
所作にしろ台詞にしろ・・・
いや台詞なくとも そこに居ることでの緊張感あふれる立ち振る舞い。
気をはってるんだろうなって思う。
だから、よく眠れる(笑)


長くやってるとね
そりゃいくつか主演というものをさせていただいたことありますよ。
でも今回初めて(あ、てゆうか主演久しぶり(笑))
「座長」を意識して稽古場にたたずんでおるわけです。
特になんだっていうことをしてるわけでないけども
「座長」的軸になれる、思われるように臨んでいるというか。


みなの前で演じる出番の時の集中力たるや
ここ数年では一番しゃんとしてる自分(笑)
あ・・誤解のないように云っておくけど
ここ数年適当だったとかじゃないからな。
常に最新作が一番となる心持ちが確実に実践されつつあるという意味だ。


そんなわけで
火曜と木曜と日曜は よく眠れる(笑)


このまえラジオ番組で
この舞台の話をしたんだけど 
あらためて俺宗麟のこと、よく勉強した(調べた)なぁって思ったよ(笑)
ただ知ってる知識を云うんじゃなくて
僕なりの像や解釈を持って相手に説明できてるのね。
それがそのまま舞台の上での役作りというか
この舞台「大友宗麟」における工藤宗麟誕生につながっていけたら・・・!
なぁ〜んてことも思いました。てへ。


チラシもできました!
チケットももう間もなく発売開始です!
ポスターもあるよ!
パンフレット掲載用広告も募集していきます!


公演は3月ですが
年末年始はさんで もーあっちゅう間です。
40年前の作品
今の感性感覚の役者たちによって
40年後にも繋がる作品に仕上げていきたいなー
と思う師走な今日この頃。


稽古場では
ストレッチ、発声をしたあと
みんな普通に着物に着替えます(笑)
もはやジャージに着替える感覚で。


あ、ここだけの話・・・
宗麟の第一声 特別に教えちゃいます。


「・・・夜があけるのぉ・・・」です(笑)



             SORIN (by工藤和之)