脚本・演出からの話

台本読みの期間は役の土台作りの期間でもあります。

演出の清末さんと、脚本(兼演出助手)の日下さんから、どのような経緯で作品がつくられたのかお話がありました。


「もったいないばぁば」というタイトルの通り、ひとりのおばあさんがキィとなり、彼女を通して登場人物の様々な繋がりが見えていきます。

2010年の第2回演劇祭で公演された「卓郎記念日」も日下さん脚本、清末さん演出でした。
「卓郎記念日」のあったかさを引き継ぎ、でもまた少し違う大分の家族と地域の物語。
作品には日下さんご自身のおじいさん・おばあさんへの思いも込められているとのこと。また、それぞれのキャラクターについてもひとりひとり、丁寧に説明されました。


キャストの皆さんは、これらの話から役作りをいっそう深めていきます。セリフとして明確には書かれていない部分も、いろいろ想像したり照らし合わせたり・・・。


難しいですが、役作りの醍醐味でもありますね!