小返し1

先週より小返しが始まりました。台本をピースで細かく分割し、1回につき数ページのやり取りを繰り返します。


演出からの指示は返すごとに鋭くなります。
台本読みにも同様のやりとりはありましたが、動きがつくことで見えてきたもの、変わってきたことを、役者はひたすら体に馴染ませていきます。時には頭とからだが追いつかなくなることもあるようですが、緊張感と集中力のある稽古場です。


表現の方法は数多あれど、一瞬の仕草や表情の方が実は雄弁に語ることもしばしば。


物理的な距離感、心理的な距離感、相手がいることで動きも変化していきます。


悩んで悩んで、でも思い切ってぶつかっていくことも。


そのセリフの先には、どんな思いがあるのでしょう?



一進一退の小返しですが、まだまだ序盤に過ぎません。

先は長いようで時間は短い!次回稽古の方、準備はよろしいですか!?