所作指導


10月20日、この日は花柳流の先生をお招きして着物での所作をご指導いただきました!


皆さんも浴衣や袴姿で挑みます。

今回は歩き方、立ち座り、座ってからのお 辞儀、といった流れを行いました。

大友宗麟」は戦国時代近くの物語で、武 将やその妻女が主な登場人物。立ち居振舞 いも堂々と、威厳のある姿が求められま す。

男性は肘を張り、爪先を外向きに、腰を落 として歩き、女性は打ち掛けをつまんで摺 り足で、位が高ければ高いほど目線は上に 上げて歩きます。

……意識すればするほど難しい!!普段使わ ない筋肉や筋を使います! 明日は筋肉痛かも…という声も聞こえまし た。

先生からもコツや重心のかけ方など、丁寧 にご指導いただきました。

みっちり3時間近くの特訓。最後に歩き・ 立ち座り・礼を一人ずつ、先生の前で成果 発表です。

結果は全員(なんとか)合格!

しかし美しい所作、という意味ではまだま だ精進が必要のようです。

今の私たちが日常生活で和服を着ること は、あまり多くないのではないでしょう か。着物姿を美しく見せるために、普段か らも着物に慣れる必要があります。

演出からも、「自宅では浴衣や袴を着て慣 れておくように」というお達しでした。

日常生活も舞台に繋げてまいります!

ご指導いただいた先生方、長時間にわた り、ありがとうございました!