ひかえめせい。
今日はエザベルという大役をいただいた日下がお届けいたしまする。
難解な台詞まわし、重厚な人物像・・・
役者全員、日々格闘しております。
本読みを重ね、ついに立ち稽古がスタートいたします。
二日間の稽古合宿。
まだまだ役が、言葉が、血肉になっておりませんが、
ほんの少し、光が見えたのでございます。
重ねてきた勉強、稽古が、しっかりと積み重なっていたことを感じました。
演出から伝えられる、舞台美術と転換の構想。
考え抜かれた舞台像と、付箋とメモだらけの演出台本に、
演出の作品にかける想いをひしひしと感じます。
役者一同、その想いが舞台に花開くよう、
しっかりと受け止め、体現していかねばなりませぬ。
共にした二日間。
チームワークと、互いへの理解が深まりました。
さて、ここからが本当の戦い。
心してかかるがよい。
台詞を覚えることと、今一度台本に立ち返ることが大事。
台本のその向こう側を見つめるのです。
人生の中でこんな台詞を吐くことがあろうとは…
必見ですぞ。この役から一番得たいものは、「威厳」。
稽古場ではヘコヘコしている、エザベルでした。